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【便利グッズ】たこ焼き機のメーカーから探る、タコパ’sモチベーション

 今回の企画は、「たこ焼き機から見る、そのメーカーの魅力について迫る」です。日本の新しい代名詞となったタコ焼きを、どのような観点からたこ焼き機にして、世に送っているかを徹底調査したいと、ふと思いましたので、記事にしました。

 

ライソン/LITHON 

過去記事にも取り上げましたが、その時は超でかいたこ焼きという観点でした。

rachmanist.hatenablog.com

 今回は、前述の通りメーカーさんに迫ります。ライソン、人の名前でしょうか?

 

LFE + MARATHON=

 

だそうです。人生はマラソンですからね。会社の方針は、

 

①誠実であること

②独自性をもつこと

③変化を恐れないこと

④スピードをもって取り組むこと

⑤限界を超えること

 

とのことです。①~④は、きちんと謳った方がbetterなことですが、⑤を掲げるというのはなかなか厳しいのではないかと思います。しかし、この方針を考えた方は限界を超えることの方法をご存知なのだと思います。つまり、一方方向からばかりぶつかっているから限界なのであって、俯瞰して、右とか左とか上とか下とか斜めとか、そういう路線で攻めると、意外とBreak Throughすることが出来るということをご存知なんじゃないかな~と思うんですね。限界とは自然界の限界ではなく、おのれの限界を超えて見ろという熱いメッセージなのだと思うのです。会社の方針は、to お客様ではなく、to 社員です。

 

ライソン、いい会社ですね💛

 

 

 

アイリスオーヤマ/IRIS OHYAMA

 アイリスオーヤマは、このブログでも何度もご紹介してきた会社です。改めて、その素晴らしい会社をご紹介したいと思います。

 

MADE IN KOREA, MADE IN CHINAに押され、日本の電気機器製造の技術者が離職しなければならなかった時代、アイリスオーヤマが彼らを雇い入れ、救いました。そして今、このたこ焼き機があるんですね。アイリスオーヤマのこの決断は、そう出来るものではないです。この記事ではいっしょくたにしか出来ませんが、彼ら一人一人の生活があり、アイリスオーヤマも会社の方針があったと思います。相反するものを、中和して、会社に取り込むことは容易ではありません。当時アイリスオーヤマは、今みたいに電気機器での商売はありませんでしたし。それなのに、離職者たちを迎え入れて、アイリスオーヤマの目玉部門にまで成長させるんですから、先見の明があると言いますか、すごい判断と思います。そもそも離職する人は、会社が要らんと判断された人で、基本ハズレと思います。離職者で新しい部門、博打もいいとこですね。おそらく、東寺のアイリスオーヤマの方々は、迎え入れた技術者たちをしっかり教育して、立ち直らせたのだと思います。じつに素晴らしいですよ。そんなアイリスオーヤマだからこそ、この商品が生まれたのだと思います。

 

 

 

山善/YAMAZEN 

会社にとって一番大切な経営資源は"人"です。

社会に誇れる人材を育成します。

 

こんな文言が経営理念のところに書いてあります。まさにそうです。学生気分で卒業したぼんくらを、まともな社会人に成長させるのは、入社した企業なのです。会社員は常にその会社から成長させられているんです。会社というのは建物はありますけど、実体がありません。実体はありませんが、人の集合体であり、そこに考え方が生まれます。その考え方の全体が社会なのです。だから、それぞれの会社がしっかり、それぞれの会社員を育成しなければ良い会社など出来ません。昨今ハラスメントがうるさく言われますが、叱るときは叱れないと、その会社は良くなりません。ダメなもんはダメと言って指導して、すねるとか逃げるとかする人には指導出来ません。育成はものすごいエネルギーを消費します。それを、経営理念の冒頭に持ってくるというのですから、素晴らしい考え方と思いました。

 

美味しいたこ焼きも、この経営理念から作られる訳ですね。

 

 

 

 ネオーブ/NEOVE

 NEOVEはブランド名なの、ご存知でした?AIWAのブランド名なんです。AIWA、ラフマニストも久しぶりに聞きました。ウォークマン全盛の時に、有名になった会社ですね。でも、NEOVEはOEMなんです。OEMは、original equipment manufacturerの略で、他社ブランドの製品を製造すること、受託製造という意味です。

 

 AIWAも色々模索していますね。消費者は、流行っているものに目を向け、盛り上がりますが、その盛り上がりを支えているのは目が出ない芸人さんのように、ごまんとメーカーがあるんです。再興を図る商品として、たこ焼き機はあると思います。

 

 

 

アピックス/APIX 

 アピックスの会社の沿革を眺めると、昭和54年に創業後、いろいろな会社が親会社になって、大変みたいです。この創業時は、シャディのようです。シャディはギフトの会社ですね。その後、平成7年にUCC上島珈琲株式会社がシャディの親会社になり、おじいちゃんが出来ました。平成24年には、ニッセンホールホールディングスが親会社となり、またおじいちゃんが変わります。平成24年、シャディの100%子会社となります。最後は、平成26年電響社の100%子会社となっています。

 

電響社は存じ上げませんでしたので、調査してみました。すると、アピックスとほぼ同じような業種であることがわかりました。前述の通り、これまではアピックスの事業と関係ない会社がパパだったり、おじいちゃんだったりしましたが、ようやく晴れて純血になれたような感じがしました。

 

 

 親会社が変わると、方針もガラリと変わるでしょうから、アピックスの社員さんたちも大変だったことでしょう。なお、電響社もアピックスも大阪に本社があります。その辺で、たこ焼き機のサプライヤーとしてのこだわりがあるんでしょうね。

 

 

 

 パール金属

 パール金属は、新潟にあります。パール金属の重要視しているのは、なんとスピード。

 

 企画開発、製造、物流、すべてにおいてスピードを重視し、

 

とあります。面白い考え方ですね。新潟の人って、そんなにせっかちなのかしら?と思っちゃいます。でも、スピードって大事ですよ。お客が欲しいものを適材適所でお届けすることが大切です。お客の声を受けて、儲かるのか、儲からないのかと、会議室で議論してると、一年なんてあっという間。その声を受けて、瞬発力で出てきたアイディア以上のアイディアはそうそう生まれません。スピード感の積み上げこそが、実績となり、会社の力となり、より良いものを生み出す力となるとラフマニストは思います。

 

 

 

 

 イワタニ

 イワタニはガスコンロが有名ですね。

 

「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」

 

というのが企業理念です。ごもっともですね。正確にニーズをとらえることが出来れば、栄えること間違いありません。下記の写真、整然とならんだたこ焼き、イワタニの会社の姿勢を示しているように思います。炎たこ、良いネーミングです。

 

 

 

イワタニも大阪本社があり、そこからたこ焼き機作ろうみたいな感じになったのかもですね。

 

たこ焼き機から見る各社の姿勢をご紹介しました。たこやき⇒大阪という流れかなと思いましたが、なんとなくたこ焼きがさらに好きになったような気がしませんか?ぜひ、タコパ、やりましょ!