失敗図鑑という本があります。
この本は、人類史上名を馳せた方々の失敗にまつわるエピソードをまとめた本です。発明王として名高いトーマス・エジソンは、失敗ばかり。なので、失敗王とも呼ばれています。しかし、その失敗を糧に、工夫に工夫を凝らし、成功へと歩みを進めていったのです。同時期に同じ発明を使用とした人は、ゴマンといたことでしょう。その中で技術革新できなかった人と、出来た人の差異は、自分の経験のみから学んで進めようとした人か、それまでにその発明に向けて取り組んできた偉人たちの知見と失敗を自分の失敗のように置き換えて咀嚼し、そこをスタート地点として取り組んだ人か、であると強く思います。また、その思いを更に強くさせてくれた一冊と言えます。これこそが、タイトルなのですね。
人生でも、仕事でも、身近な出来事でも、うまく行かないことの連続です。それを悩み、苦しみ、その状況を打破できるか、いつも選択に迫られている気がしてなりません。小石が分ってしまえば、なんだそんなことかと気が付かされます。しかし、この小石=うまく行かない原因が分かっていないと、原因究明に追われ、壁にぶち当たり、ツライんですね。
FY19も、今月で終わり。年度の締めくくりを今月しっかりやって、来期も良いスタートを切りたいと思うラフマニストであります。
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