けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

免許返納と危険予知とハインリッヒ

イントロダクション

3連休、如何お過ごしでしょうか?ラフマニストは、佐賀県近くまで遠征しました。ここは、筑紫野市総合公園というところです。下の写真は、湖とブルースカイの競演の写真です。なかなか、良いでしょ?

 

f:id:rachmanist:20200224043934j:image

 

上の写真において、左の風車(かざぐるま)は矢がクルクル回っていましたが、プロペラ部分は30分ボケーっと見ていましたが、回転しませんでした。錆びているのかしらと思い、下から見上げてみましたが、回る構造にはなっていないようです。見せかけかよ!と心の中でつぶやきました。

 

さて、目の前に広がる湖は、天拝湖という名のみずうみです。

 

f:id:rachmanist:20200224043941j:image

 

天拝湖

本題の前に、少しこの天拝湖について調べてみました。明らかに、自然のみずうみの感じがない天拝湖。気になって、周辺を散策してみました。すると看板があり、この湖が調整池であることが分かりました。筑後川から水を引っ張ってきて、ここで貯水しているとのことです。容量として400万m3、学校のプールの13,000倍の量だそうです。

 

すごく地味ですが、治水って大事です!行政が司る仕事ですが、このおかげで、天災に苛まされず、暮らしていけるのです。「愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶ」と言われますが、水害を経験したことがないとふーんとなってしまいますが、その歴史を紐解き、治水の重要性を再認識したラフマニストでした。

 

本題

この天拝湖を見たいと思い、自家用車で筑紫野市に来ました。道中、危険な運転をされている車、散見されました。残念なことです。若い人はアピールの一環なんでしょうけど、周りからしたら迷惑千万!また、前方の車がふらふらしていたので、追い越してドライバーを確認すると、ご高齢。田舎ですから、車がないと不便なのはわかります。しかし、残念ながら危ないんですよ~。事故って自分だけがケガするなら良いですが、他人を巻き込んでしまうのが車の事故。すべては、危険予知と思うんです。

 

危険予知とは、事故や災害を未然に防ぐことを目的に、アクションを起こす前に、どんな危険性が潜んでいるかを予知することです。危険予知は、KYTと呼ばれる危険予知トレーニングで鍛えられます。これは繰り返し教育で、会社に入って習得した技術です。最初「下らない」」と馬鹿にしていましたが、下らないと考えていたラフマニストが下らなかったんですね。内容的には、いずれも説明されたら、そんなん当たり前じゃんかよ!と思うものばかりです。しかし、そのアクションに潜む危険をすべてを挙げて見なさいと言われると、結構難しいのです。訓練中なら時間の余裕がありますが、いざ実践となると作業前に瞬間的にやらなければならず、容易なことではありません。

 

ハインリッヒの法則をご存知でしょうか?1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背後には300の異常が存在するというものです。これは労働災害に関する本にいろいろ書いてあるので、譲ります。ラフマニストが言いたいことは、この法則云々ではなく、「お!やばかった~」と思う瞬間を、「ギリギリセーフ」と考えず、なんからの暗示であると思って欲しいということなんです。そして、こういう経験をしたときに、どう解析して、考察して、今後に活かすのかということを、小さいうちから学んだら良いのではないかと思うのです。もちろん、子供らしさを奪う作業であるので、中学生とか高校生での教育で取り入れたら良いと思います。このハインリッヒの法則を教えるのは、教育学部卒業の先生ではなく、工場や工事に従事してリタイアされたベテランが良いと思います。実経験を交え、若い人たちに同じ轍を踏まないように、温かくアドバイスを送る形が良いと思います。

 

危険予知の考え方は、実は免許更新の時に習いますが、これも定着力がなく素通りですね。受け身な免許更新の講習だから、いまいちなんですよぉ。もっと自発的な講習にすれば良いと思うんですけど、そう簡単に変わらないでしょうね。

おわりに

久々に忙しい(せわしい)毎日から離れ、ボーっとあれこれ考えてしまいました。今回のお題ですが、じつは免許返納について。免許返納のタイミングは、個々人に委ねられていますが、判断基準をみな持っていないように思いました。思い立ったが吉日なんですが、やっぱり基準はあるんです。それが、上記の「おお~やばかった」と思うんです。他人のふり見て我がふり直せであり、「愚者は経験から学ぶ、賢者は歴史から学ぶ」なんです。歴史とは史実だけではなく、現時点から過去。すなわち、昨日以前なんです。「おお~やばかった」から免許返納に直結する判断が出来る日本人が増えると、いいなぁと思うラフマニストであります。

 

ちなみに、このハインリッヒさんはアメリカ人であり、ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ(Herbert William Heinrich)という名前だそうです。なので、ハインリッヒはファミリーネームですね。損害保険会社で働いていて、1931年に「Industrial Accident Prevention-A Scientific Approach」としてまとめたものがハインリッヒの法則のおおもとなんですね。

 

いつもご愛顧くださいまして、ありがとうございます。ブログ村のランキングアップにもご協力、あざす↓↓↓

  にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへにほんブログ村 旅行ブログへ