けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

桜を見る日が雨だからこそ、情緒豊かに、あなたの心情をその風景が洗わす

ラフマニノフと共に歩む♪」に、ようこそ!

Welcome to the room where I propose something better with Rachmaninov.

 

貴殿のご訪問に、心より感謝申し上げます✨

 

再訪の方も、初めてお越しの方も、誠にありがとうございます。

 

きちんと思いを伝える、確かに伝えることが、これからますます大切になると感じているラフマニストです。その理由も、日本人の気質である聞く側責任主義から、相手にきちんと伝える側責任主義に変えていく使命をラフマニストが帯びたからであります。どれだけちゃんと説明できるか、これは結構大事なことです。ですから、2023年はこのブログを通して、しっかりアピールしていきたいと思います。

 

2023春の訪れとともに、桜が咲く季節がやって来ました。一足早く、四日市は富田(とみだ)の十四川の桜を見に早朝やって参りました。一通り回って、この子に心を打たれ、洗われ、思わずシャッターを切りました。

 

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美しく桜の花を咲かすために、人間によってテコが入れられた桜の木です。桜の良さは、花を満開に咲かしますが、花で視界いっぱいを覆うのではなく、花と花の隙間からその風景ならではの様子も示します。たとえば、上の写真においては、木の裏側に家があります。その家の屋根全てが見える訳ではありませんが、その屋根の様子がわかります。家に視点を向けるのか、桜に視点を向けるのかで、様相が変わるのです。木漏れ陽のような感じとは、一味違うのです。桜はこのタイミングしかありませんので、レア感があります。このレア感も一役買っていると思いますが、桜の桜色こそが大きな影響を与えているのだと思います。

 

天気が良い時は、美しい桜を示します。しかし、この写真のように、天気が悪いと、不幸感漂うように見えます。なんともどんよりした桜です。その姿は不幸の全てを背負い、傘もささずに、雨の中を佇む女性を思わせたりもします。そんな姿を自分に重ねて、憂うのも桜の花見の醍醐味と思います。

 

決して明るいだけが花見ではありません。不幸感も一緒に共有するのが、雨の日の桜だったりすると思います。

 

桜にどんな思いを重ねるのか、それは自由です。飲み会の花見もいいですが、情緒豊かに、ご自身の思いを、心情を、桜に洗ってもらうことも良いと思います。

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