けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

クラシックピアノの聴き方

寒い朝、布団から出られません。布団は、ぬくぬくします。ぬくぬくした環境は、甘い世界なのです。

 

ぬくぬくの源は、自分自身の発熱です。時間をかけて布団を温め、ぬくぬくにしたのです。決して、それは布団の恩恵ではありません。間違いなく、フィードバックなのです。ですから、その恩恵を受けるべきなのです!!!

 

しかし、いつまでも布団にいる訳にも行きません。勇気を出して、布団の外に出なければならないのです。

 

その勇気をどこから得るか、それが課題です。

 

寒いのは、つらいことです。この発想を貫くと、布団から出られません。ですので、寒いという感情を、ポジティブに変換する必要があります。寒いと良いこととは?を考えるのです。

 

例えば、寒いと身が引き締まり、ピリッとします。ピリッとした気持ち、それは敬虔となります。敬虔とは、神仏に謹んで仕えることを言いますが、ここでは、深く敬って態度を慎むことを指します。

 

甘い世界に浸る布団の中で、どうやって敬虔になりえようか?です。

 

そのためには、音楽の力を借りる必要があります。それが、クラシックピアノを流し、聴くこことなのです。

 

甘い世界から敬虔へ。そんな曲があるでしょうか?それがあるんです。

 

それが、Anna Fedrovaちゃんの演奏による、フランツ・リストの巡礼の年のイタリアより、ペトラルカのソネット第104番です。甘い旋律の中に、ピリッとした情熱が秘められています。そんな曲と共に、布団から外の世界へ誘います。

 


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0:00~0:10、そこには目覚めたくないのに、目が覚めてしまう自分がいます。その感情は、ポジティブではありません。

 

0:10~1:10、一度冷静になり、自分を見つめます。そして、今が朝であり、目が覚めたことを自覚するのです。

 

1:10~1:40、低音が奏でるメロディに、今日の自分の活動を想像します。

 

1:40~2:30、しかし、布団はあまりに甘いのです。甘く、温かいのです。

 

2:30~2:50、でもそれではいけないのです。

 

2:50~4:00、甘い世界と律する自分が闘いを始めます。

 

4:00~、冷静になると共に、敬虔な気持ちが湧き上がって来ます。そう、Anna Fedorovaちゃんの表情からも伺えますよね。

 

そして、気がつくと、布団から出ている自分がいるのです。

 

しかし・・・。良いことだけではない、起きた世界です。その先を知りたいあなたは、Anna Fedorovaちゃんの演奏で、ショパンのピアノコンチェルトNo.2をどうぞ!3:00〜、天使が舞い降ります♡。そして、ひたすら闘うのです。これが勇気!起きるための勇気なのです笑。

 


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