けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

肌寒い秋の1日; 松林の先に、何が待っているの?確かめに行かねば

両サイドに松が整列する坂道。勾配は決して急ではない。わたしは、やみくもに登っていた。生きるってことは、基本登り。登っても登っても、新しいゴールが設定される。1日かけて登る坂だったり、1年かけて登る坂だったり。登らなければ、世界から振り落されるだけ。後ろを振り向く暇もなく。

 

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がむしゃらに登ることもありだが、登る間に出会う風景も大事にしたい。なぜなら、そこに別の登るべき道があるから。

 

むき出しになった松の根。子供の頃は、そこに腰掛けたり、足を引っかけて転びそうになったり。そういう体験/記憶を想起させる。また、仕事になぞらえるならば、松という木の生命力を感じさせられ、強くその生き方に勇気づけられる。というのも、強い風が吹こうが、嵐のような雨が降ろうが、耐えられるように。 上に登るためには、しっかりと地面に根を這わせる必要があることを物語っている。さらに、松は一本では荒波を乗り越えられる訳ではない。松は林となり、耐えている。これは、同じ志を持つ仲間と共に、チームを作り上げる重要性を、私に問うているように思える。足元には、松ぼっくりがあり、松林は新しい息吹をも見守っている。

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坂を上がっていくと、マイルストーンを見つけた。過去の人間が、記す石碑だ。石を切り出し、きれいな直方体を生み出し、そこに精魂込めて文字を刻む。その文字は幾世紀も経て、私に問いかける。この坂を登るべきか、あるいは別の坂を登るべきか、下るか。

 

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身の回りの風景写真に、ストーリーを付与することは、自分を見つめ直す作業。年末なので、また来年走れるよう、今年を振り返ってみてはどうだろうか?

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