けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

おいしいお米

先日、ファディのお米を購入して食した時のこと。

 

これまでは、スーパーでお米を買っていました。お米を買う基準は、銘柄&お値段でした。このように入手したお米に、これまでの人生で何の異論もなかったのです。しかし、運命の出会いをしてしまいました。それが、ファディのお米です。

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「コーヒーは、果物だ」というファディ。コーヒーついでに、物色していたら、niceなコピーと共に、お米を売っていました。ちょうど割引券もあり、購入することにしました。いつものように炊き、ごはんを頂いたところ、何かが違うんです。食レポ得意じゃないので、絶妙な表現はできませんが、ち、ちがうんです。

 

違うんでーす!

 

と表現力が足りない分、海に向かって叫びました。

 

さて、こんなにも味が違うのであれば、それなりに原因があるはず。調べてみました。玄米を精米して白米にしますが、白米にすると空気中のO2により酸化されます。この酸化こそが、味の劣化を引き起こしているのです。この酸化のメカニズムを用いて、目の前の白米がどれだけ劣化しているかを調べることができます。

 

お米に、化学薬品のグアイアコール(o-メトキシフェノール)と過酸化水素水を加えます。おいしいお米=酸化が進んでいないお米は、グアイアコールからの発色(グアイアコールが4量化したテトラグアイアコール)が著しく、一方で発色の弱いものはBadなお米という風に判定ができます。化学試験ってのは、便利なものです。ちなみに「将太の寿司」では、生米の匂いでこの鮮度を見極めるという人がいます。

 

分析のツールで、ガスクロマトグラフィーというのがあります。でも、この分析よりも

 

自分の鼻の方が低濃度に対する感度が良いとことしばしば。もちろん、鼻には定量性はありませんが、感覚ってやつが定性→定量に変換するんでしょうね。昔の化学者は、分析装置を持っていませんでしたので、体を張って(要するに、口に入れて)、分析していた人もいました。そして、命を削っていく...。今でいう、RPGのHPを失っていく感じでしょうか。

 

話を戻します。上記の通り、おいしいお米というのは、サイエンス的にも証明されているんです。では、精米のタイミングを自分でコントロールしたらよいかということになります。家庭用精米機というのをAmazonとかでも扱っています。私も持っていますが、推しはアイリスオオヤマ品です。

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しかし、白米よりも玄米の方が保管が難しいんです。かびたり、乾燥したり。一長一短です。

 

玄米を買ってきて精米するのも良いですが、食べられる分をスーパーで購入する。その時、ちょっと割高になってもお金を出し、精米日が近い(最悪1か月経過していない)ものを購入して、ごはんライフを楽しむのが一番楽だと最近強く思うのであります。