けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

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新しい材質~ガンダリウム合金

 

「技術の進歩は日進月歩。新しい材質は、要求性能を満たす材質を作り出すべく、数多くの技術者によって試行錯誤が繰り返され、そのごく一部の者がその特性を有する新しい材質にたどり着く。要求性能が満たされれば、その性能を十二分に活かし、新しい商品が生み出され、ユーザーの元へと届けられ、人の生活は豊かになる。

 

はるか昔、人は銅と錫を組み合わせて青銅を見出した。銅そのものは柔らかいため、生活のための道具としては、使い勝手が悪い。そこで、この銅になんらかの成分を加え、若干固くできないかと考えた。当時の技術者たちは体を張って、幾多のスクリーニングを経て、青銅に至った。その年月は計り知れないが、その恩恵を多分に受けていることは間違いない。新しく開発された青銅は、柔軟に伸ばしたりすることができ(展延性)、そのものを作りやすい(融点が低い)ことから、鉄が普及する前に、広く利用されるようになった。新しい材質が出来れば、新しいneedsが生まれ、技術者たちが試行錯誤し、鉄が作られ、ステンレスが開発され、ハステロイが開発され、現在に至る。

 

すべてを詳細に語ることは専門書に譲るとして、現在では多種多様な材質を手にすることができる。しかし、Gundamの性能を最大限に引き出せる材質はまだなかった。

 

そこで、我々はこれまで知られている材質をreviewし、高強度かつ軽量な材質の開発に着手した。高強度を達成するためには、原子間の結び付きをより強くする必要がある。我々は隣の原子との結びつきだけではなく、隣の隣、隣の隣の隣といった、高次的な結びつきを強くする技術に着目し、開発を進めた。一方で、結びつきを強くすると、単位体積当たりの原子密度が高くなり、その材質の密度が増加し、軽量とは逆の重量的な材質になってしまう。そのため、原子間に斥力を働かせる必要があった。結びつきを強くすること、斥力を働かせるという相反する性質を付与することは、簡単なことではない。もう一度原子レベルで考え直したところ、メタル原子同士の結びつきを強くするためにπ結合の結びつきを向上させることにした。一方で、斥力については、σ結合に反発させる力を付与する方法を見出し、高強度かつ軽量な新しい材質を開発するに至った。

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写真は、試作品である。

 

 

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すでにガンダリウム合金という名前は知られていたことから、この新しい材質を、ガンダリウムνと名付けることにした。

 

この新しい材質が軍事用ではなく、人類を豊かにすることに貢献できることを我々は願っている。」

 

私は、このガンダリウム合金を用いて、リックディアスを作って、ジオンの系譜をクリアーすることができました。ありがとうございました。

 

 

 

 

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