けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

つらいときは、ラフマニノフのピアノ曲に身を任せ・・・

「朝は、必ずしも明るくはない。朝が始まるけど、自分は動けないでいる。日本の朝は明る過ぎる。」そんな思いに駆られたこと、ありませんか?新型コロナによる、離職、テレワーク。様々な形でマイナスの波に飲まれ、どんよりなエブリデイを過ごしていたり、しませんか?そんなときは、歌詞のない、音楽。ピアノ曲を聞いて、精神を研ぎ澄ましてみませんか?私は、ラフマニスト。セルゲイ・ラフマニノフの曲を、ラフマニストの思いを、文章に載せてお届けします。

 

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Fantasy Pieces Op.3-1 エレジー

ズゥ~ンというぼんやりした空気感の中、線の細いメロディーが始まる。そう、この曲は短調。なぜ、人は短調を好むのだろうか。それは、だれもがいつも明るくないからだ。憂い、不安を抱え、もどかしく歩みを進める。前向きに生きたいが、それは出来ない。その感情が爆発する。決して大きな爆発ではないが、心のモヤモヤが全身を包む。この感情は波がある。一度底辺にたどり着いたら、気持ちは上がってくる。気持ちがあがりも、藁をつかもうとしてみる。力強く、力強く。でもそれは藁。身を任せるには、頼りない。そして、再び自分はもやもやの中を進んでいく。いつ浮上するか、できるか分からない、この道をただ歩いていく。そして、静かに散り、一日が終わる。


【クラシック名曲】ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3 第1曲 エレジー「悲歌」

 

 

Fantasy Pieces Op.3-2 鐘

これは、こちらの記事に任せます。

rachmanist.hatenablog.com

 

Piano Sonata No.2 Op.36

落雷が落ちる。そして、ドラマティックな人生がスタート。スタート?リスタートです。そこには、大きなエネルギーが。そう、だって今まで充電していたから。ひたすら、心の躍動は続く。

 

ふと気が気が付くと、野原にぽつんと。決して風は温かくない。でも、居心地は悪くない。そう、もやもやから抜け出したのだ。後ろを見れば、道が。前を見ても、道があるのが判る。

 

その道を行こうか、それとも右を見れば新たな道が。左にも道が。迷いが生じる。渦巻く、思考の流れから、落雷がまた落ちる。もう、前の自分ではないのだ。美しく、華々しく咲くのだと。


Vladimir Horowitz plays Rachmaninoff sonata No. 2 op. 36

 

 

曲を聴きながら、どこで上に書いた思いを抱いたのかを想像しながら、トレースして頂ければ幸いです。ラフマニストは、イメージを大事にします。すべてはイメージから。マインドセットもイメージからです。

 

 

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