けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

静かな夜に、Anna FedorovaちゃんとValentina様で

おはようございます。Anna Fedorovaちゃんを想うモーニングです(笑)。木枯らしにはまだ早い、暑い暑い夏ですが、気持ちは木枯らしです。木枯らしというと物悲しいイメージがありますが、なんとも力強いAnna Fedorovaちゃんの木枯らし。演奏スタイルもカッコ良いの一言に尽きます。が、演出が・・・。ドレスを紐で吊るすのは、だれの趣味です???だめよ〜、そんな感じ〜。もう、目を瞑って、ピアノを聴くわよです。ちょっと目のやり場に困る演奏ってのが、この感想です。真面目なピアノ演奏のはずが、一体・・・。

 


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ちょっと文句みたいになってしまいましたが、演奏はもちろんピカイチですよ。

 

Anna Fedorovaちゃんが英語ですが、お話しながら、演奏するこちらもどうぞ〜。

曲目は、

・ベートヴェンのピアノソナタ月光

ショパン夜想曲No.7, Op.27-1

ショパンのワルツ「華麗なる円舞曲」Op.34-1

・ファリャの火祭りの踊り

 


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ふだん練習している場所でのYouTube配信です。Anna Fedorovaちゃんの性格を、ここで垣間見た感じがします。若いせいなのか、性格なのか、画面に見せる様子と内面は違います。やっぱりピアノに出ちゃうんですよね、そういう部分が!そこも、Anna Fedorovaちゃんの魅力的な部分であるのです。ファリャを弾く時の楽しそうな姿や、特にショパン夜想曲No.7, Op.27-1は性格がモロに出ています。

 

Anna Fedorovaちゃんを語ると、Valentina様も。同じショパン夜想曲No.7, Op.27-1を弾かせてみても、一貫して全くブレないです。常に世界観は一定です。一定と書くとつまらない感じがしますが、そうではありません。Valentina様ワールドに包まれてるのです。ベクトルで示すと、Anna Fedorovaちゃんは上や斜め上にツンツンしているのに対して、Valentina様はひたすらに内部へ内部へと沈んでいく感じです。Anna Fedorovaちゃんは、空に上がって飛び回っている感じですが、Valentina様は地殻に入り込み、そこに宇宙があるのです。深い闇とかではありません。なぜ、自分が生きているのか、生かされているいるのか、そんな問いを投げかけられ、包まれて悩む感じです。非常に難しい問題なのですが、Valentina様は包んでくれるのです。情熱的な部分も、どこか冷静なValentina様。この魔力は、音を鳴らしているだけで魅せている訳ではなく、絶対に休符の歌い方なんだと思っています。

 


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どちらも推し推しのピアニストですが、両手に華で安らぎを得ることは至福です。