けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

考えさせられた映画、The founder

休みの日、念願だったファウンダー帝国をゲオで借りて見ました。少しネタバレですので、お許しください。絵がないので、楽天から引っ張ってきました。

 

 

 

マクドナルドは、日本のあちこちで見かけます。破竹の勢いとは、マクドナルドのためにある言葉と思えるくらいです。また、どのお店もお客さんが多いです。さらに、ドライブスルーも大人気。お店で働くことも、楽しいです。日本では、そんな当たり前のマクドナルドを、創業からフランチャイズで広がっていった様子を、この映画が追いかけます。ものすごいテンポの速いストーリー展開ですので、2回以上見ないと理解するのに厳しい感じです(笑)。

 

田舎に、仲良しマクドナルド兄弟がいました。お兄さんは楽天的、弟は保守的。二人は、当時ドライブスルーが抱える問題点(詳しくは映画で)を解決する方法を編み出していました。

 

そこへ、主人公のシェイクミキサーの営業のクロック氏が地方営業で現れます。当時からフランチャイズという方法は知られていましたので、クロック氏はそれや!と、マクドナルド兄弟を口説きますが、弟は首を立てに振りません。それでも強引なクロック氏はあの手この手で、口説いて行き、最終的に契約に漕ぎつけます。でも、マクドナルド兄弟とクロック氏は性格の相性が悪いので、このあと段々関係が悪化します。最後は、クロック氏がすべてをむしり取ってしまうんです。思うに、「性格の相性が悪いってのは、あとあと致命的になるよという警鐘を鳴らしている」ような気がしました。

 

マクドナルド兄弟が開発したシステムは大変すばらしく、クロック氏はそれを用いて事業を拡大していきます。マクドナルド兄弟は不安でなりません。クロック氏は、いろいろ提案しますが、マクドナルド兄弟特に弟さんはNo!です。それを、面白くないクロック氏も契約があって従わざるを得ません。

 

そんな状況を見かねて、アドバイス(意地悪な考え)を受けます。すなわち、ハンバーガーレストランは、ハンバーガーと土地が成り立ちます。そう、この土地こそが、マクドナルド兄弟から切り離して、経営権を掌握する術なのでありました。詳しくは言えません(映画を見て頂きたいです)が、きたねーなーって感じですね。最終的には、マクドナルド兄弟は追いやられるのですね。クロック氏は、苦労を共にした妻と離婚して、知り合いから妻を奪って再婚します。人のモノを欲しがるクロック氏なんですね。

 

この映画を見て、弱肉強食なんだと思いましたね。常にハッピーエンドのストーリーを求めがちですが、世の中そんなことはありませんよ。

 

ストーリーは、クロック氏が派手にやりたい放題やったという内容でした。しかし、エンドロールが流れる中で、クロック氏は遺産を寄付したりして、社会貢献したとのことでした。マクドナルドから圧力を受けたかしらと勘繰ったり...。

 

マクドナルドを知る良い映画と思います。休日見るより、平日に見て、野心を駆り立てるのも良いかもしれません。

 

 

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