けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

インドシリーズ4 ホテルの部屋から見える景色

リゾートホテルに来ています。やしっぽい木があり、お庭、芝、プール、そして向こうにはアマゾン川があります。こういう景色は、自分がセレブになった気分にさせます。

 

 

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まだ蓋を開けるのは、遠慮します。もう少し、浦島太郎を満喫したいと思います。どこからか、南国の歌が聞こえます。バナナとかドリアンとか、暖色系のフルーツが運ばれて来ます。トロピカルなジュースを飲んで、シートに座り、グラサンかけて、景色をボーっと見ます。悠久の時。うふふ。


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どうですか!?うらやましいですか?ですよね~。前述のように説明されても、違和感ないですよね。ネタ晴らしします。まず、空気。くっさいです。工場から漂う溶媒の臭いと車の排気ガスが混ざったような臭い。もうくっさい臭いで、人間は天下から地に落ちます。もう一度写真を見て下さい。イイ匂いがしそうですよね。

 

しませんよ、そんな臭い!

 

見た目とのギャップが激しいんですから。また、奥に見えるアマゾン川アマゾン川じゃないです。また、水もきったないんですから。衛生的からほど遠い、ここはインドですから。衛生的のニーズがないのかもしれません。

 

空気がきれいなタイミングは、朝。飽和蒸気圧に達し、水が空気の汚れを地面に落とします。写真で撮ると、以下の感じ。


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幻想的でしょ?

 

しかし、また昼になると温度が上がり、地面にたたき落された汚れは蒸発し、空気を汚染します。その繰り返し。無限希釈などあり得ないのです。人間が排出したものは、化学変化しない限り、いつまでもその分子は地球上に存在します。自分が良くても、他の誰かはそれで迷惑をこうむります。それが海洋プラスチック問題ですね。

 

インドで道路を車で走っていると、道にたくさんのごみが落ちています。そこを平然と人が歩いていたり、牛が歩いていたり、犬が歩いていたり。だれも無関心。やっぱり、啓蒙活動が必要なんですよ。それじゃいけないって。生まれた環境がそんなんだったら、それがスタンダード。だから、気が付かないんですよね。もちろん、「ごら!ごみ拾え、清潔にしろ!」なんて、知らないジャパニーズに言われても、ボコられるのが目に見えています。だからこそ、ごみを片付けると、ごみを所定の場所に持っていくと、なんかもらえるとか、そういう仕組み作りをしたら、良いんですよ。ODAとかそういうのに使えないかしら。インフラの整備もいいけどさ。自分にメリットがないと、動こうとは思わないですよね。

 

久しぶりに、ブログを書いて、超真面目モードになってしまいました。ごみ拾いも、ブログ書きも、継続は力なり!

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