街の名前、読み方さまざまで難しいですよね~♪「ちょくほう」と読まれるのが、一番素直ですね。
これで、"のおがた"と読みます。「素直」の"なお"の読みを取り、"のおがた"なんです!由来は皇方(のうがた)だったと言われますが、どの地名も「うちこそは、由緒正しいんです!」的な感じの説明をするので、確からしさは不明です。歴史に詳しく、屁理屈つけるのが得意な人が全国行脚して、それぞれに"由緒正しい説明"を付与していったのではないか説を、ラフマニストは説いております。
さてそんな直方で出会った出来事は、変わった自動販売機です。この自動販売機、外観はコカ・コーラではなく、どうみてもライバルのPEPSI。「良いのか、それで~!!!」と問い正したくなるラフマニストでした。
ちょっと気に入らない気持ちのまま、この自動販売機の側面を見ると、
「お」のつく
のおがた
あなたの「お!」を見つけに来ませんか?
のキャッチコピー。うん、これ直方にある自動販売機なんで、すでに直方におるんやけど。そして、「お!」じゃなくて、PEPSIかよと思い、どちらかというと「え!!」なんですけどーと心の中で一人突っ込みしてみたり。
さて、これをディスることは誰でも出来ますので、ちょっとだけ肩を持ちたいと思います。そもそも、このように、自動販売機にいたずら書きをしてやろうと考える人、いませんよね?ぜったい遊び心に満ちている人の発想。ここで2つのパターンの妄想を披露します。
case 1. 思いついた人が若者Aと課長B
A:「課長、すんげーこと思いつきました!」
B:「なんだね、A君。またくだらないことを思いついたのかね?」
A:「いやだなー課長。これまではそうかもしれませんが、今回はビッグなアイディアなんです。ちょっと~、聞いて下さいよ~!」
B:「部下の意見を聞くのも、上司の務め。なんだね?」
A:「まじ、ぱねーっすよ!地域を活性化させるために、なんと、オリジナリティあふれる自動販売機を街に設置するんです!」
B:「具体的には?」
A:「自動販売機に、きゃっちーなコピーを書いて、ここ直方に来て頂こうと思うんです!」
B:「また、大胆な発想だな~。だめだめ、仮に役所がOKしても、自動販売機のメーーカーが嫌がるじゃないか!却下!」
後日...
A:「コカ・コーラジャパンに電話したら、イイよって言ってもらいました!」
B:「まじか!なら、そのキャッチーなコピーとやらを考えてみろ。でも、このアイディアみたいにぶっ飛んでいたら、だめだぞ!」
A:「はい!」
というドラマがあって、作られた自動販売機かもしれましぇん。もしくは...
case 2. ぶっとんだ課長Cとゆとっりーな若者D
C:「おい、Dくん。今日朝起きる前に、夢で自動売買機に『僕にコピーを書くと幸せになれるよ』と啓示を受けたんだが、どう思うかね。」
D:「あるんじゃないですか~。」
C: 「そ、そうかね。なら、ちょっとやってみようかね。」
D:「いいんじゃないですか~。」
C:「じゃあ、Dくん。やってみてくれ!」
D:「自分、無理っす。課長やって~」
部下に仕事を作ったつもりが、なぜか自分に跳ね返され、チーンとなる課長。コピーは、おうちに持って帰り、家族に相談。妻と娘から、アドバイスがあり、写真のフレーズに決定された、あると思います。
と、このような劇的なストーリーを経て、この自動販売機がここに存在すると思うと、泣けます。とてもディスろうなんて、思えないですよね?といいつつ、冒頭ラフマニストはディスっている訳なんですが。
この側面の文字も気になるんですが、下の写真をご覧ください。
焼きスパマンって、なん?この自動販売機で、初めて出会いました。これは、「お!」でした。便利な世の中ですね、すぐググります by iPod touch。どうやら、くまモンのライバルの、直方市観光物産振興協会のゆるキャラらしいです。そして、直方と言えば、名物"焼きスパ"らしいんです。焼きスパと言っても、実はナポリタンのようで...。もう、いろんなキャラが出て来て、非常に難しいご時世になりましたが、ラフマニストイチオシは、
です。絶対にワケルくん。誰か、気になりますか?ごめんなさい、ググってくださいね~。
おわりに
「ど~おこか~、と~お~く~に~」と歌いながら、俳諧するラフマニストです。途中下車し、歩くことで、普段気が付かない、人類の工夫ってやつに出会えます。それにい出会えたから、イイかどうかはわかりませんが、そこにドラマがあるんです。それを勝手に妄想することは、非常に楽しいですし、自分も頑張ろうかな~と思います。
そして歩くときは、iPod touchとヒゲダンのREPORTと共に。エンドレスリピートで聞いていますが、楽しいんです。
もうね~、ぜひヒゲダンを聴いて頂きたい!その一心です(笑)。