けみかる、らじかる、ぷれすとリアクション

小さなことにも心踊る毎日でありたい、あなたに贈る

麺場田所商店 蔵出し味噌

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とある土曜日。当てもなく、ドライブに出かけ、腹が減りました。孤独のグルメです。井の頭さんのようにお金はたくさん持っていませんので、予算は1,000円以下です。この予算で食べられるご飯といえば、ラーメンでしょう。しかも最安値のラーメンです。その店舗で最安値のラーメンでも、しっかりお客さんを満足できることがラーメン屋さんの腕の見せ所と信じています。そんな信条を抱くラフマニストは、麺場田所商店 四日市店の訪ねたのです。

 

席に通され、メニューを拝見します。日本全国の味噌を取り扱い、味噌ラーメンに仕上げ、お客に提供するスタイルであることは充実したメニューを見ると分かります。一通り、メニューを見たのち、もう一度始めのページに戻りました。そして、自分に問うのです。何が食べたいのか、いや、何を食べるべきなのか、と。そして、これまでのラーメン人生を振り返ります。

 

 

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そして、決断するのです。伊勢味噌ラーメンにしようと。伊勢味噌に至った要因は、ここが三重だからです。そして、予算以内だからであることも大事です。伊勢味噌、そんなものが三重にあること自体知りませんでした。そんなラフマニストは、伊勢味噌を攻略できるのかという不安もありました。しかし、初めてだからこそ、堪能できるのです。全く先入観なく、伊勢味噌と対峙するのです。これこそ、ラーメンとの本気勝負なはずです。

 

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ピンポンで、店員さんを呼び付け、「伊勢味噌ラーメン」を頼みました。本当に伊勢味噌でよかったのか、ブツが来るまで不安に駆られました。しかし、後悔先に立たず。

 

そして、ブツが運ばれて来ました。初対面ですので、はじめまして、です。

 

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綺麗なもやしと、肉味噌と、あおさが目に入ります。そして、太麺のラーメンが、あいさつを返してくれます。まずは、スープをいただきます。みそみそみそ!という感じかなと思いきや、味噌汁のそれとは異なる、上品な味わいが口の中に広がります。これは、やるな!とゴローさんばりに、独り言を漏らす訳です。そして、肉味噌を溶かし、少しだけ味変します。肉味噌も、みそみそみそみそみそ感はありません。もう少し主張してもいいのではと思いましたが、ここは東北ではなく、センターオブジャパンこと三重ですので、これくらいが良いのだと理解しました。次は、もやしです。もやしを上手に調理できなければ、らーめんは死にます。うん、いい感じのシャキシャキ感です。シャキシャキしすぎると、ラーメンを引き立てることができませんが、ほどほどのシャキシャキ感でした。これは上品!と思わず、頷くのでありました。そして、あおさ。みそにあおさ?と思いましたが、ここは三重の伊勢。合わない訳はありませんよ。一通り、攻めたところで、いよいよ、本丸のラーメンを実食です。ちぢれた麺が、スープを絡め、スープとともに麺が口に運ばれる戦略です。ひとくち、すすると、なるほどですね、です。麺の味がします。そして、いい食感です。基本、粉落とし、ハリガネを好むラフマニストですが、この味噌ラーメンでは堅い麺は通用しません。ほどよく茹でることが大事です。ほどよく茹で、水分と麺の味わいを封じ込めた麺こそが、この伊勢味噌ラーメンを上品に仕上げ、心温まる一品に仕上げているのです。

 

いろいろ思い巡らせ、考えながら、味を噛み締めながら、食べていました。そして、気が付くと、そこには完まくの文字が・・・ありませんでした笑。器の底が見え、戦いの時間が終わったことを伝えられました。

 

ありがとう、いい戦いでした。

 

お店に入った時間は12:05であり、すーっと待たずに入れました。が、出る時は列が出来ていました。いいタイミングでお店に入ることが出来、運が良かったと思います。

 

チェーン店であり、日本全国ありますので、ぜひ行ってみてくださいね!